孤独感との向き合い方

この世界で生活している上で孤独感であったり寂しさを感じる場面は頻繁にあると思うのですが、その感情を恋愛で埋めようとすると自分が望まない関係を引き寄せたり、結果的に一人でいた時よりも孤独感が増す場合があります。

愛をもらえる、与えてくれる存在は恋人やパートナー、好きな人だけではありません。家族であったり友達であったり動物であったりさまざまな存在からの好意であったり自分に対して肯定するのも形の違う愛です。

孤独感が強いとどうしても恋の相手を求めることが多いですが、その時ほど自分が自分を必要としている時です。私たち人間は本当の意味で自分でしか自分を満たすことが出来ないので、外に愛を追い求めている時は、自分は価値がない、自分は何か欠けているのだと認めている状態になります。恋愛は自分の鏡なので、その場合何か依存性がある人であったり執着心が強い人を引き寄せてしまうケースが多いです。

自分を満たす方法としては、自分は愛されるべき存在であるという考えがベースにあるものであれば何でも良いと思います。セルフケアであったり、ずっと自分がしたかったことや、やるべきことをしたり、日記という形で自分の状態を書いているもう一人の自分から自分自身を見つめることでも自己愛を築くことが出来ます。

今の時代、一人でいることに不安を感じることが多くなってきたように感じます。少しの待ち時間でも何もしない時間に対して不安感情を感じてスマホを見たりと何かソワソワする感情は誰にでもあると思いますが、何もしていない時間でも自分だけの存在で安心感を得るような習慣をつけることはとても大切で、恋愛においても自分を認めることが出来るようになれば、自分にとって理想の人が自然と舞い降りてくると思います。

宇宙が出来た理由というのも宇宙自体が寂しかったという説もあるぐらいですから、この世界で生きている上で孤独を感じるのはごく当たり前で、その気持ちを自分でなだめて癒していくことで、宇宙の一部を投影している自分を満たし、孤独という、自分と対話する時間の本当の意味を実感すると思います。

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